養鶏場の取り組み
育雛期間
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ひよこは、種鶏(しゅけい)農場で生まれて坂本養鶏へ運ばれます。 種鶏とは、食べるためのたまごではなく、ひよこをかえすためのたまごを産む鶏のことです。
種鶏の健康管理・衛生管理は、美味しくて安全なたまごをつくる基本。 坂本養鶏と種鶏農場は、約束と信頼の上で仕事を進めています。
育成期間
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ひよこは生後5週目には、育雛舎から育成舎へと移されます。 病気が発生した場合など、鶏舎単位での迅速な対応が出来るように育雛と育成は 鶏舎を別々な場所に離しています。。
育雛舎にいる頃のひよこは、まだ体が成長段階のため体温調節があまりできません。 そのため育雛舎には暖房設備がありますが、育成舎に行く頃には必要ありません。
成鶏期間
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生後16~17週間で鶏たちは成鶏舎へと移動します。 その後およそ生後2年になるまでの間、たまごを産み続けてくれます。 坂本養鶏では2011年現在、約36万羽の鶏がたまごを産んでいます。
そして鶏たちがほぼ毎日産むたまごは、ベルトの上にのっかり、このベルトを動かして 「GPセンター」というたまごの洗浄・パック詰めを行う工場に運ばれていきます。
集卵工程
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にわとりが産んだたまごは、鶏舎からコンベアにのって運ばれてきます。
運ばれたたまごは、「GPセンター」というところで洗浄・検査・サイズ分け・パック詰めと いった作業が行われます。
ヒビがあるたまごや、汚れているたまごは以降の検査工程で取り除かれますが、 程度がひどいものは、あらかじめ取り除かれます。
洗卵工程
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集められたたまごは、まず洗浄・殺菌を行います。
このとき、洗うお湯の温度や殺菌する薬品の濃度などが細かく定められいます。
たまごは回転するブラシのある洗卵装置に送り込まれ洗浄・殺菌したあと、 乾燥を行います。
検卵工程
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洗浄・殺菌したたまごは、容器に詰める前に検査を行います。
ヒビがあるたまごや汚れのあるたまごは取り除かれます。ヒビは、目で見ただけでは わからない、ごく小さなものもあるため機械で検出をしています。
この機械では、小さな綿棒の様なものでたまごの表面を軽く叩き、そのときの 音の波形を利用してヒビの検出をしています。
また、「血卵(けつらん)」といってたまごの中に血のかたまりが入っていることがあります。
これはたまごを外から見てもわかりません。血卵を自動で検出する機械では、強い光をあてることで この血卵の検出を行っています。
計量・包装の工程
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洗浄・殺菌・乾燥の工程を経て、ヒビや汚れが取り除かれたたまごが いよいよパックやトレーに詰めることになります。
サイズごとに分類されたたまごは、自動的にトレイ・パックに詰められます。
パックに入ったたまごは、出荷前に段ボール箱やラックに積み込まれます。 このときにもパックを裏返してヒビや汚れがないか、もう一度チェックされます。
出荷の工程
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様々な工程をへて完成したたまご。
ラックや段ボールへと詰めた後は、トラックでお店へと運ばれます。
輸送用のトラックは適切な温度管理がなされ、皆様へ美味しいたまごを お届けしています。